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怒涛の10日間 -前編 1/28~2/2-

時期が前後しますが。
小太郎の椎間板ヘルニア、爆弾炸裂的発症から検査までの日々の記録です。
自分の心の整理のために書いたようなものなので、読み飛ばしてしまってかまいません。

「こういうこともあるんだ」 ということで、多少なりとも高齢大型犬の飼い主さんの参考になれば、幸いです。
ちょっと… いえ、かなり長いので、2回に分けました。




事の始まりは、1月最後の水曜日。

<1月28日 水曜日>
仕事がお休みなので、午後も早めの時間にお散歩に行こうとしたところ、小太郎がお散歩拒否。
首輪&リードから逃げるように、うーろうろ。
いつもなら っていうか、朝までは、ワタシが首輪とリードを持つと、尻尾をブンブン振って飛んで来てたのに。
よく見ると、立っている時に左の後ろ肢をちょっと浮かせ気味にして、明らかにかばっている様子。
肢が痛いのかと、散歩をとりやめたところ、運悪くというか、庭に猫さん侵入。
猫に気付いて、ぐりっと首を曲げた途端、小太郎が「きゃんっ」と小さく悲鳴をあげて座り込んでしまったので、ワタシ大慌て。

しばらく前に、かかりつけの先生と、小太郎の後ろ肢について、「近いうちにレントゲン検査を」 と話していたので、翌日夕方、仕事を終えて病院へ。
が、運悪くその日は先生が重要な会議で出かける日で、検査は持ち越し。
安静にするように、散歩は控えるように指示をいただき、帰宅。


<1月30日 金曜日>
仕事が早めに終わったので、そのまま早仕舞いして病院へ。
それまでは、一番可能性が高いのは股関節の変形だろうと思っていたのが、股関節は異常ナシ。
その代わり…
頚椎(首)から仙椎(尻尾の付け根)にかけて、怪しい影や脊椎の変形と思われる箇所が何箇所も。
あまりにも可能性のある場所がありすぎて、どこが痛みを引き起こしているのか、あるいは全てがちょっとずつ影響しているのか、場所の特定も病気の特定もできず。
反射テストの結果が悪いので、神経の異常(麻痺)だろうということしかわからず…

反射テストは、異常が疑われる足の先をひっくり返して、足の甲で立たせるテストです。
もちろん、必要以上に負荷をかけないよう、腰を支えてあげます。
足の甲で立つのは非常に居心地が悪いので、通常すぐにワンコは足先を戻して普通に立ちます。
この反射反応が鈍い、もしくは無反応な場合、神経麻痺が疑われます。

 ※この時点で疑われた病気(可能性の高い順)※
   椎間板ヘルニア
   馬尾症候群(尻尾の付け根で後ろ肢と尻尾に神経が分岐するあたりでの異常)
   骨腫 もしくは 骨肉腫
   脳腫
   その他

どの病気かによって治療法は違うし、適当な見当で治療するのは危険。
特定のためには、MRI もしくは CT による検査が必要ということで、週明けに大学病院に予約を取っていただくことにしました。
この時は、まだそれほど切羽詰まってはいませんでした。
重大だとは思っていたけど。
神経反射が思わしくないとは言っても、立てるし歩けるし。
ちょっとした神経炎症とか、ぎっくり腰ってコトもあり得るし(超希望的観測)。
まさか数日後に、大爆発がくるとは…


<1月31日 土曜日>
月曜になれば、大学病院に予約が取れる。
そうすれば、どこが悪いのかどんな状況なのか、はっきりする。
そんなふうにワタシが悶々としている中、小太郎は左後ろ肢以外は、いたって元気。
よく食べるし尻尾も振るし。
でも、立ち上がるのは少しおっくうそう。


<2月1日 日曜日>
夕方になって、左肢だけだった異変が右肢にも。
後ろ肢が両方とも力が入れずらいようで、支えてあげないと立てないし、歩けない。
反射テストをしてみると、右肢の神経にも麻痺が生じていると判明。

夜になって、腰が完全にくだけた状態になった。
自力で立ち上がれない。
後ろ肢を動かすことが出来ず、動こうとすると這いずるようになってしまう。
寝ている時は、後ろ肢は投げ出された状態で、布団からはみ出してしまう。
様子を見ていると、寝返りもうてないらしい。
背中から腰にかけて、触ると痛がる。
このままでは床擦れが心配だし、痛がってるし、せめて寝心地良くしてあげたいってことで、近所のホームセンターで敷布団(人間用)を購入。
これを2つ折して敷いてやれば、クッションもいいし、投げ出された後ろ肢も、ちゃんと布団の上に納まる。

それより心配なのは、オシッコとウンチ。
朝にしたきり、一度もしていない。
支えて立たせても、オシッコが出ない。
ウンチはともかく、オシッコは… 出ないとマズイ。


<2月2日 月曜日>
朝起きると、小太郎がびしょびしょの布団の上にいた。
寝ている間に、お漏らししたらしい。
濡れた布団は気持ち悪いだろうに、その上で、ただ座り込んでいた。

慌てて抱え起こすと、はずみでオシッコがちょろちょろ流れ出た。
でも、小太郎にはオシッコが出てる感覚が無いようで、きょとんとしているだけ。
心なしか、前肢も力が入りずらそうにしている。
小太郎の体が、ずっしり重い。

急速に進む四肢麻痺、排尿・排便障害と感覚喪失。

頭の中が真っ白になった。

何日か前まで、立ってたのに、歩けてたのに。
お正月休みの時は、嬉しそうに散歩して飛び跳ねて。
大好きな女のコにちょっかい出して、へらへらしてたのに。

泣きそうになったけど、泣いてる場合じゃない。

今やれること、やるべきことを、ちゃんとやらなきゃ。

とりあえず、小太郎の汚れた体を拭いて、濡れた布団を水洗いして干して
肢がはみ出ちゃうけど、今まで使ってた布団に小太郎を寝かせて…

その間中、小太郎は何となく申し訳無さそうな顔で、ちらちらとワタシを見てた。
ご機嫌を取るかのように、ぺろぺろワタシの手を舐めたりして。

怒ってないのに

お漏らしも、体が汚れてたことも
叱ってなんて、いないのに

絶対、泣くもんか。
少なくとも小太郎の前では、何があっても、絶対泣かない。

この時、決めた。

濡れるのが嫌いで
汚れるのはもっと嫌いな小太郎。
お腹を壊したりしてよほどでない限り、室内はおろか、家の敷地内ですらトイレしたがらない小太郎。

今の状態に一番戸惑ってるのは、きっと、小太郎だから。

すぐにでも病院に行きたかったけど、仕事がある。
仕事も、ちゃんとしなきゃ。
小太郎の治療費、稼がなきゃ。

で、ちゃんと仕事はしたけど…
仕事中の記憶が飛んでます。

仕事が一段落したちょうどその頃、病院から大学病院の予約が取れたと連絡があり
小太郎の現状を説明したところ、「時間がとれたら、すぐ来てください」 とのこと。

はい、すっ飛んで行きますとも!

事実、予約分の仕事が終了次第、すっ飛んで行きました。

急激に進んだ麻痺と、座っているのすらしんどそうな小太郎の姿に、先生の表情も曇りました。
運動神経を見る反射テストは、やるのが無駄ってくらい、無反応。
皮筋反射テストも、思わしくなく、深部痛覚麻痺の疑いが濃厚。
後ろ肢だけでなく前肢も、反応が今ひとつで、麻痺が前肢にも進行している可能性あり。

このテストは、指の間を柑子でぎゅっとはさんで痛覚の反応を見るテスト。
ものすごく痛いから、悲鳴を上げたり、反射的に噛みつこうとしたりする反応があって当然なんだけど…
小太郎は、痛がる素振りも見せず、されるがまま。
ぱたぱた尻尾を振ったりして…
腰を触ると痛がってひゃんひゃん鳴くのに、なんで足先は痛がらないの?
尻尾振ってる場合じゃないハズ、なのよぉ…

※この時点で疑われた病気※
   椎間板ヘルニア
   進行性脊髄軟化症
   脊髄浮腫

ほぼこの3つのうちのどれかだろう、という状態だったんだけど。
どれも、緊急を要する事態。
もしも脊髄軟化症や浮腫だとしたら、治療法ナシ。
下手すれば、発症から一週間もつかどうか。

最悪も覚悟しました。

せめても、ということで、椎間板物質を溶かす効果のある分解酵素の皮下注射を受ける。
これで症状が改善すれば、脊髄軟化症や浮腫である確率は下がる。
回復が見込める。
「ちょっと高価な薬なんですけど…」 と正直に言ってくださる先生に、「効果が出るなら、高価でもいい」 と、即決。
せめて、痛みだけでも取れて欲しい。
同時に、オシッコができないということで、カテーテルによる導尿をしてもらう。
エコーで確認したら、膀胱はぱんぱん。
カテーテルを入れたとたん、出るわ出るわ。
膀胱が空になるまで、たっぷりオシッコを出してもらいました。
この上、膀胱炎、ひいては腎臓疾患なんかになっちゃったら、目も当てられない。

この時点で、大学病院の予約が取れてたんだけど…
その日程は、2月12日。

この状況で、10日も待てない!
せめて、ちゃんと病状を知りたい!

ということで、画像診断センター(MRI や CT の画像検査だけやってくれる施設、診察や治療はしていない) で検査だけでも受けようかと思ったのですが…
「提携病院になっているので、ちょっと遠いけど、神奈川の高度医療センターに紹介できます」
との先生のお言葉。
大抵は大学病院で間に合うので、今までに高度医療センターに紹介したことは無いそうですが…
椎間板ヘルニアの症例は多く扱っているそうだし、この状態で10日待ちは不安。

画像診断センター(通称・キャミック) の方が近いけど(車で一時間強)
そこでは何の病気かわかったとしても、治療は受けられない。
検査結果を元に、また日を改めて専門病院に行く必要がある。

高度医療センターなら、遠いけど(車で2~3時間・高確率で渋滞あり)
必要なら、その場で入院もしくは緊急手術という選択肢も可能。

ということで、高度医療センターに行くことに。
取れた予約日は2月6日、4日後なら、大学病院の順番待ちよりずっと早い。

それでも、最悪なら間に合わないかもしれない。

でも、10日もただ待ってるよりは、ずっとマシ。

分解酵素の皮下注射で、効果が出るのを祈るのみ。

もう、もう、椎間板ヘルニアでいいから。
お願いだから、ヘルニアであって。
3日くらい前までは、神経の炎症もしくはぎっくり腰であって、と願っていたのが嘘みたいだけど。
これだけ麻痺が進行すると、とてもそんな希望的観測は持てない。
ヘルニアの方が、まだマシ。
たとえ重症であっても、要緊急・即手術であったとしても、ヘルニアの方が
軟化症や浮腫より、打てる手がある分、ずっとマシ。



-後編- に続く

テーマ:ワンコ日記 - ジャンル:ペット

  1. 2009/02/24(火) 11:56:02|
  2. わん
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